2026年03月04日
前回は、FDM方式への移行による0.1mm単位の精度向上や、ゴミ(プープ)を減らすためのパーツ分割設計についてお話ししました。
今回は、ついに「蓋」が完成し、全貌が明らかになった新作の最終組み立て工程をご紹介します。
最後に完成したパーツである「蓋」の色は、鮮やかなグリーンに決定しました。
これにより、土台のピンク、柱部分のアイボリー、そして蓋のグリーンが揃い、まさに春の訪れを感じさせる「三色団子」をイメージした配色が完成!
デスクに置くだけで心が弾む、可愛らしい仕上がりです。
今回の最大の進化は、「真上から中身が見える」ようになったことです。
以前のクレーンゲーム・シリーズは構造上、横からしか中身が見えませんでした。
しかし、以前のイベントで「上からもシャカシャカ動くところが見たい!」というリクエストをいただいたことをきっかけに、デザインを大幅に改良しました。
蓋の中央に穴を開け、透明な窓を作ることで、キーボードを叩く手元から、中の「シマエナガ団子」たちがわちゃわちゃと動く様子をいつでも楽しめるようになっています。
組み立てには、厚さ0.2mmのプラ板を使用しています。
土台にプラ板を差し込むための極細のスリットを作り、カットした板を精密にはめ込んでいきます。
ただ差し込むだけでは、キーボードから抜き差しする際の衝撃で外れてしまうため、隙間にUVレジンを丁寧に流し込んで固定しました。
この工夫により、実用的な強度を保ちつつ、中が空洞で軽快に音が鳴る「シャカシャカ空間」を実現しています。
中身のフレークは、一目で「可愛い!」と分かるボリューム感を目指し、今回は6つ詰め込みました。
上から見ても横から見ても、つぶらな瞳のシマエナガたちと目が合う贅沢な密度です。
3月28日のイベント「キーボードマーケットトーキョー」には、約40個の完成品を持ち込む予定です。
現在は、キーキャップ単体としてだけでなく、デスクに飾ってカチカチと打鍵感を楽しめる「ストーリー性のある専用スタンド」を製作しています。
画面が光る!机上の小さなアーケードゲーム機のキーキャップ¥3,300
このスタンドにセットすることで、一つの物語が描き出されるような、Foodie&Keyらしい世界観を追求しています。
イベントで皆さんに、この「進化したシャカシャカ感」を体験していただけるのが今から楽しみです!完成まであと少し、頑張ります。
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